2012年2月14日火曜日

四季巡りカレンダー






展示用に作った作品。冬から春にかけても繋がります。

一年間を「春・夏・秋・冬」という季節に分けるということはいつ誰によって定められたことなのか知らないが、地球が太陽の周りを一周するのを一年として、その周期を4等分することは、人にとって時間の流れを理解するのに都合良い。しかし厳密に言えば地球が太陽の周りを回っている限り、季節は一分一秒止まることなく変わり続けているわけで、無限のグラデーションを経て春から夏、秋から冬へと移り変わって行く。そんな整然たる宇宙の営みに、人はある程度区切りをつけることで時の流れというものを認識し、ある瞬間の記憶を、過去から未来へと続く時の流れの中の一部分として位置づけるのだろう。

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