2015年9月25日金曜日
Tくん誕生祝い
まだ目線が地上1mに満たない頃、その日いつものように近所の公園に一人で出かけた。
磁石を使って砂場で砂鉄を集めるのが当時の自分の趣味だったのを覚えている。
その日は砂場に先約が2人いた。2人とも同い年でその日のうちに友達になった。
生まれて初めての友達だ。
やがて皆同じ幼稚園に通うようになり、同じ小学校、同じ中学校に通った。
一方とは徐々に距離が離れて行ったが、同じバドミントン部に所属したTくんとは今も関係が続いている。
もう出会って26年くらいだろうか、どの時期にも必ずなんかしらの思い出がある。社会人になった今も同じバドミントンクラブに所属することになるという。。。
自分は肉親以外で彼の性格と歴史を最も知る人物であると自覚している。
そして今日、2015年9月25日をもってめでたく30歳となりました。
おめでとうございました!
彼女さんの依頼で、写真を元に鉛筆・水彩色鉛筆・白コンテで描いたサプライズギフトでございます。
何を写真で撮っているのかは不明ですが僕の予想では動物じゃないかなと
2015年5月5日火曜日
暴れ天国終了
LIFE
ペーターズギャラリーでの展示は今年で3回目を迎えた。
タイトルは「暴れ天国」 。
今回は大作を作ろうということで一年間かけてB1サイズ2つ制作した。
一緒に展示した神田氏はB0サイズ1枚、松浪氏は117×117cmが1枚で
計4枚のみの展示となった。
僕は今回ずっと使ってみたかったホログラムを作品に使用した。
この作品は2層構造になっていて、パネル張りしたホログラムの紙の上に、
特殊なプリンターで透明フィルムに出力したものを重ねている。
この特殊なプリンターというのは白インク、シルバーインクが出力出来るもので、
白インクの上に他の色を同時に刷れるのだが、白インクがのっている部分は背景のホログラムの反射を隠蔽し、そうでない部分は透過してキラキラ輝く。
本当は透明フィルムに刷らずに直接ホログラムの紙に刷りたかったのだが、
インクがうまくのらずに断念した。
ホログラムの反射を利用してインクだけでは表現出来ない色、
輝きを出したかった。
今度またペーターズで展示やるのは再来年あたりかな?
2015年1月3日土曜日
一人グラフィックトライアル
去年の11月頃、初めてシルクスクリーンに挑戦してみた。
どうも普通のオフセット印刷やインクジェットに物足りなさを感じていて、印刷物というよりは版画に近い形で作品を作りたいなと思っていた。
印刷についての知識がない人に簡単に説明します。
オフセット印刷はいわゆる世の中に溢れる一般の印刷物に使用され、チラシや雑誌など、ほとんどがオフセット印刷。大量印刷するのに向いている。
C(シアン=濃い水色)M(マゼンタ=濃いピンク)Y(イエロー)K(ブラック)のインキの網点で構成される。
インクジェットは個人で利用する家庭用プリンターなどが一般的で、少数印刷するのに向いている。品質はピンからキリまであるが、最近はプロ写真家向けの機種もあり、非常に仕上がりがきれいだ。CMYKだけでなくグレーインクやオレンジ、グリーンインクなど搭載しているものもある。
シルクスクリーンはよくTシャツに印刷する方法として知られている。濃厚なインクの質感が出る。基本的に手仕事で刷るため、刷師の技術によって品質が変わってくることもある。版画としても使用される。
今まではインクジェット中心で作品を作って来たが、インクジェットの弱さというか、他のデジタル印刷にも共通していることだが、インクの厚みが薄く均一でいかにもデジタルって感じがして作品としては少し面白みに欠けるなあと薄々感じていた。色数も限られてるし蛍光色とかメタリックカラーとかそういった特色的な色を使いたいと思った時、インクジェットでは実現出来ない(メタリックカラーをプリント出来るプリンタは実は存在するがそれはひとまず無視)。その辺の弱点をうめる為にシルクスクリーンを組み合わせてはどうかと思いついた。
しかし、今回はまだインクジェットとシルクスクリーンを組み合わせることはしていない。
シルク初心者としてまず手始めに、小さな版で実験することにした。
まあアンディ・ウォーホルや先人たちがやってきたようなことを自分の手でやってみただけで、少し違う部分と言えば写真を使わずに、背景との絡みのある手描きデッサンを使ったということでした。
以上、一人グラフィクトライアルでした!
どうも普通のオフセット印刷やインクジェットに物足りなさを感じていて、印刷物というよりは版画に近い形で作品を作りたいなと思っていた。
印刷についての知識がない人に簡単に説明します。
オフセット印刷はいわゆる世の中に溢れる一般の印刷物に使用され、チラシや雑誌など、ほとんどがオフセット印刷。大量印刷するのに向いている。
C(シアン=濃い水色)M(マゼンタ=濃いピンク)Y(イエロー)K(ブラック)のインキの網点で構成される。
インクジェットは個人で利用する家庭用プリンターなどが一般的で、少数印刷するのに向いている。品質はピンからキリまであるが、最近はプロ写真家向けの機種もあり、非常に仕上がりがきれいだ。CMYKだけでなくグレーインクやオレンジ、グリーンインクなど搭載しているものもある。
シルクスクリーンはよくTシャツに印刷する方法として知られている。濃厚なインクの質感が出る。基本的に手仕事で刷るため、刷師の技術によって品質が変わってくることもある。版画としても使用される。
今まではインクジェット中心で作品を作って来たが、インクジェットの弱さというか、他のデジタル印刷にも共通していることだが、インクの厚みが薄く均一でいかにもデジタルって感じがして作品としては少し面白みに欠けるなあと薄々感じていた。色数も限られてるし蛍光色とかメタリックカラーとかそういった特色的な色を使いたいと思った時、インクジェットでは実現出来ない(メタリックカラーをプリント出来るプリンタは実は存在するがそれはひとまず無視)。その辺の弱点をうめる為にシルクスクリーンを組み合わせてはどうかと思いついた。
しかし、今回はまだインクジェットとシルクスクリーンを組み合わせることはしていない。
シルク初心者としてまず手始めに、小さな版で実験することにした。
グレーの画用紙に白と黒のペンで描いた原画をスキャンする
ハイライトの部分、影の部分をパソコン上で分解してそれぞれ版を作った。
色々試してみたが、いくつかピックアップして載せてみる。
紙:グレー ハイライト部分:金 影部分:青
紙:ライトグレー ハイライト部分:蛍光グリーン 影部分:ライトブルー
紙:グレー ハイライト部分:蛍光レッド 影部分:青
紙:ライトグレー ハイライト部分:蛍光グリーン 影部分:蛍光オレンジ
紙:グレー ハイライト部分:蛍光グリーン 影部分:蛍光ピンク
紙:グレー ハイライト部分:シルバー 影部分:蛍光ピンク
紙:黒 ハイライト部分:シルバー 影部分:なし
紙:ホログラムシート ハイライト部分:地 影部分:蛍光ピンク 背景:赤
別角度
紙:ホログラムシート ハイライト部分:地 影部分:蛍光ピンク 背景:白
紙:ホログラムシート ハイライト部分:地 影部分:蛍光オレンジ 背景:白
紙:ホログラムシート ハイライト部分:地 影部分:蛍光ピンク 背景:白
紙:千代紙のような質感のキラキラ光る紙 ハイライト部分:地 影部分:蛍光グリーン 背景:白
紙:ホログラムシート ハイライト部分:地 影部分:蛍光ピンク 背景:青
紙:オーロラシート ハイライト部分:地 影部分:蛍光ピンク 背景:青
紙:蛍光オレンジ ハイライト部分:黄 影部分:赤
紙:蛍光オレンジ ハイライト部分:黄 影部分:青
紙:蛍光ピンク ハイライト部分:黄 影部分:シルバー
実物とパソコンのモニターで見るのと大分違うが、いちいち細かく色調整してアップするのも面倒なんでこれで勘弁。
今回の実験の目的としては、単純にシルクスクリーンに慣れるのが一つ。もう一つはデッサンとしての秩序が保たれているバドミントンのシャトルの絵を、ハイライト部分と影部分と背景部分を全て切り離して考えて、再構成することでどんな効果があるのかということを確かめたかった。
まあアンディ・ウォーホルや先人たちがやってきたようなことを自分の手でやってみただけで、少し違う部分と言えば写真を使わずに、背景との絡みのある手描きデッサンを使ったということでした。
以上、一人グラフィクトライアルでした!
2015年1月2日金曜日
HAPPY NEW YEAR 2015
すっかり更新をさぼっていましたが、
2015年もスタートしてしまいました。
今年の年賀状。
インクジェットプリンターで出力してから、
金色をシルクスクリーンで刷った。
最初線画が細すぎて、
一度刷っただけで版が目詰まりしてしまい、
ほとんどまともに刷れなかったので、
線画を少し太めにして版を作り直し。
金のインクも他の色のインクより少し粒子が荒いのだろうか、
インクが紙に均一にのりづらく、手こずった。
インクジェットのフラットでマットな優しい風合いと
シルクスクリーンの力強さがうまいことマッチしてくれた。
さて、今年も4月に展示をやります。
場所はおなじみ原宿ペーターズギャラリー。
また近くなったら告知します。
これからバドミントン初打ちに行ってきます。。
明日は去年初体験したシルクスクリーンの
実験結果を載せたいと思います。
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